北アルプスに魅せられて                                      局長の部屋

春の岳沢 

2016.4.30〜5.2

4/30 :上高地〜岳沢小屋
5/1 :小屋にて停滞
5/2 :周辺散歩〜下山
 
 春の連休は2年連続で前穂高岳に登っている。
年齢とともに新しい山にチャレンジするよりも、気に入った山に行くのが好きになってきた。
今年も週間天気予報を睨み、晴れマークの続く3日間を選んだつもりだったが・・・

 

朝一番のスーパーあずさで松本へ。
上高地行のバスに乗り換え、新島々の駅に着くと、
アルプホルンの音色が聞こえてきた。
バスを降りてみると、駐車場の隅での演奏だった。
連休中のイベントだろうが、初めての体験。





予定通り12時に上高地バスターミナルに到着。
おにぎりの昼食を簡単に済ませ、12時20分、GO!
上高地は晴れているが、定点からの吊尾根の上空には雲が広がっている。
岳沢下流は全く雪がないのがここからでもわかる。




岳沢登山道には登山口のIから
小屋付近の@までの標識が立っている。
登り始めて1時間のE展望台で、小雪が舞ってきた。
今年は沢の雪がなく、夏道なので樹林が続く。
Bの石階段を過ぎたところで沢へ降りる。
ここからは雪の上。
遮るものがないと、雪も少し強く降ってきたので、
ヤッケを出し、フードを広げて着る。
30分ほどで小屋に到着。
一息ついたところで外を見ると、雪は本降り。




テントの向こうは真っ白。
小屋の電話には降りられなくなり、ビバークする連絡が何本かはいっていた。
夜に入っても雪は続き、かなり積もってきたが、明日の回復は早そうな予報が出ていた。

 

翌朝も雪は降ったりやんだり・・・
10時過ぎには雪はやんだが、稜線方向は低い雲の中。
行動開始する人もいたが、午後になってもこの雲は晴れず、散歩にも出られなかった。

 

3日目朝に続く 

  



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